Solid-in-Oil製剤技術を用いた増殖性硝子体網膜症治療薬開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K09046
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K09046
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分56060:眼科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
網膜剥離や増殖糖尿病網膜症に対する硝子体手術後に増殖硝子体網膜症(PVR)を発症すると手術を行っても再発を繰り返し、難治性で視力予後は非常に不良である。PVRに対しては硝子体手術が行われ、シリコンオイルを注入される場合が多いが、その後、再度線維増殖して網膜剥離が再発する。抗線維増殖薬が封入され、徐放化されるシリコンオイルをタンポナーデ物質として用いれば、術後の再増殖が抑制され術後成績が飛躍的に向上することが期待される。Solid in Oil(S/O)製剤という新規のドラッグデリバリーシステムを用いた抗線維増殖薬内包シリコンオイルを作成し、PVRに対する新規治療薬開発を目指す。