PGD2シグナリング経路に着目した歯周炎が糖尿病性腎症を増悪する分子機序の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K09170
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K09170
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57030:保存治療系歯学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
本研究では、造血器型プロスタグランジンD合成酵素(H-PGDS)阻害薬や本酵素のノックアウトマウスを用いたin vivo実験、またH-PGDSにより合成されるPGD2の糸球体構成細胞に対する作用についてのin vitro実験によって、腎症の病態においてH-PGDSおよびPGD2が果たす役割を明らかにし、歯周炎が腎機能低下に寄与する分子メカニズムを解明することを目的としている。本研究の推進により、口腔-腎臓連関の見地から、H-PGDS/PGD2を主軸とした歯周炎がDN病態進行に寄与する新たな分子基盤の解明と、DN治療標的の発見が期待される。