本州・四国・九州域における先史人類および文化の形成
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23H04843
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23H04843
- 研究種目
- 学術変革領域研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 学術変革領域研究区分(Ⅰ)
- 研究機関
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- 独立行政法人国立科学博物館
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 124,930,000 円 (直接経費: 96,100,000 円 間接経費: 28,830,000 円)
研究概要
本研究は、自然人類学および考古学の融合により、ヒトと文化の両面から日本列島の先史時代人の人類史を解明する。本州・四国・九州域の古人骨の全ゲノム解析から、縄文時代から現代に至る地域性を詳細に示すとともに、弥生時代以降に列島に渡来した人々のルーツ及び、在地集団との混血がどのように進行したのかを明らかにする。また、これらの先史時代人の集団形成を可能にした地域間ネットワークについて、地域間を横断する縄文時代の祭祀儀礼に関わる文化要素や、弥生・古墳時代の埋葬遺跡にみられる埋葬属性の検討を行う。そこから、先史人類の形成過程や広域交流、さらには当該期の埋葬原理から国家形成に至る社会構造を明らかにする。