スーパーイプチセンの精密合成と機能
-
- 新藤 充
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K17919
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K17919
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 中区分33:有機化学およびその関連分野
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-06-30 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,500,000 円 (直接経費: 5,000,000 円 間接経費: 1,500,000 円)
研究概要
トリプチセンが拡張された高次イプチセンは未開拓未来分子である。筆者はイノラート法およびアントロン法というトリプチセンの新規合成法をすでに開発している。そこで、本研究では鎖状および環状スーパーイプチセンの新規系統的精密合成法の開発を目的とする。その基軸として、アラインおよび求アラインの両者の機能もつ分子を駆使するアンビデントアントラセン法を新たに開発する。アンビデントアントラセンの前駆体を合成し、順次活性種を生成しながら繰り返し反応させることでイプチセン合成法を確立し、世界最大の鎖状スーパーイプチセンの合成を行う。さらに前人未到の大環状スーパーイプチセンのボトムアップ合成を行う。