流域特性をふまえた林野公共事業の多角的評価と緑の社会資本整備にむけた制度設計
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24H00781
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24H00781
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 中区分64:環境保全対策およびその関連分野
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 47,710,000 円 (直接経費: 36,700,000 円 間接経費: 11,010,000 円)
研究概要
林野公共事業を多角的に評価するために、第1に、全国158流域に分けて樹立される地域森林計画を収集し、自然的・歴史社会的条件、林野公共事業と関連する①保安林、②治山・林道施設等の設置、③森林の育成・保全と林業活動実態を把握し、流域を類型化する。 第2に決算資料に基づき流域間の林野公共事業費の歳出比較を行う。 第3に特性の異なる8流域を対象に、水文解析、林道・作業道のCS立体解析、自治体財政分析等を行い、林野公共事業の地域差とその要因を多角的に検証する。 第4に林業事業者と森林利用主体へのヒアリングを行い、既存の公共事業の課題を把握する。以上および海外動向をふまえ、林野公共事業の再編を提言する。