作用素環における条件付き期待値と分類戦略の応用

研究課題情報

体系的番号
JP24K06762 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
24K06762
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分12010:基礎解析学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2024-04-01 〜 2029-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)

研究概要

ある種の非可換な関係式(xy = yx が成立しない式)は有限次元の空間では表現しきれない. それらを無限次元の空間に表現する道具として作用素環と呼ばれる数学的対象が知られている. 本研究では作用素環(特にC*環)の分類理論から得られる成果を統一的に分類戦略としてまとめ, 数理物理や指数定理などへ応用する事が目的である. 実際, この方向性でPowers-Sakai予想やKirchbergの期待値問題などが解決できていた. 本研究ではこれらの散在的な成功例を線で繋ぐ何らかの統一的な視点を目指し, 具体的な分類戦略の応用として数理物理において古くから知られる相互モデルの問題を明らかにしたい.

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ