近世後期写本文化の横断的研究-未整理古典籍・台湾大学・絵巻模写の学術的調査-
About this project
- Japan Grant Number
- JP23K20078
- Funding Program
- Grants-in-Aid for Scientific Research
- Funding organization
- Japan Society for the Promotion of Science
- Project/Area Number
- 23K20078
- Research Category
- Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
- Allocation Type
-
- Multi-year Fund
- Single-year Grants
- Review Section / Research Field
-
- Basic Section 02010:Japanese literature-related
- Research Institution
-
- Kagoshima University
- Project Period (FY)
- 2020-04-01 〜 2025-03-31
- Project Status
- Granted
- Budget Amount*help
- 9,620,000 Yen (Direct Cost: 7,400,000 Yen Indirect Cost: 2,220,000 Yen)
Research Abstract
「近世後期写本文化の横断的研究-未整理古典籍・台湾大学・絵巻模写の学術的調査-」 「人はなぜ書物を写すのか」。本研究は、近世期に作成された写本群の学術的な調査を行いながら、多面的・横断的な切り口で近世期の写本文化を解明していくものである。そこには近世期の出版では現れてこない人間の知への根源的な欲求を探る狙いがある。 本研究では膨大な写本群を、近世後期の「写本文化」という軸で貫き、研究対象を明確にした。そして、以下に示すように大きく3本の柱を立て、研究分担者とともに目的を達成する。これらの解明によって、近年、研究者の注目を集めている写本文化に新しい切り口を提供することができると考えている。