近現代ドイツの文学・思想における「第三の国」―成立・展開・変容―
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K20455
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K20455
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分02040:ヨーロッパ文学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 13,520,000 円 (直接経費: 10,400,000 円 間接経費: 3,120,000 円)
研究概要
12世紀イタリアで生じた歴史を三分割する「第三の国」という思想が、ナチスの語彙とは異なる意味で用いられ、第一次世界大戦時までのヨ ーロッパやロシア、それに日本に多大な影響を与えたことは、いまだ充分に究明されていない。 本研究では、本来、前近代的な宗教思想であった「第三の国」Das dritte Reich が(1)近代的な社会思想として啓蒙主義期にいかに成立したか、(2)19世紀後半から第一次世界大戦期にかけていかに国際的に展開したか、(3)その後「第三帝国」Das Dritte Reich というナチスの思 想へといかに変容したか、以上の三つの問いをめぐって5年間の共同研究を行う。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040581301854387840
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN
- IRDB