植物ー土壌動物群集のリンクの解明:「形質アプローチ」を用いたリター資源の再評価
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K21778
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K21778
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分64040:自然共生システム関連
- 研究機関
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- 国立研究開発法人森林研究・整備機構
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,160,000 円 (直接経費: 13,200,000 円 間接経費: 3,960,000 円)
研究概要
気候変動やそれに伴う植生変化により土壌の生物群集が大きく改変されつつある現在、実測が困難な土壌生物多様性を、植生と関連づけることによって推定可能にすることは緊急の課題である。申請者らは、「植物から供給されるリター(枯死体)資源が土壌生物の食物のみならずハビタット(住み場所)を創出している」という点に着目し、リターの養分元素組成のみならず物理的な構造から土壌動物の多様性を説明することを試みる。本研究では、リターの多角的な“質”や“質の変化”を定量評価することが可能な「形質アプローチ」を用いて、植生から土壌動物多様性を推定するための新たなリター評価手法(ひいては土壌有機物層評価手法)を開発する。