近代建設技術教育の世界展開と日本への定着に関する研究:産業基盤と教育基盤の形成
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K22943 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K22943
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分23040:建築史および意匠関連
- 研究機関
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- 鹿児島大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,030,000 円 (直接経費: 13,100,000 円 間接経費: 3,930,000 円)
研究概要
本研究では,近代初期に日本と世界各地を往来した建設分野の技術者群を手がかりとし,産業基盤と教育基盤の形成を軸に,建設技術の日本への定着過程の特質を国際的観点から明らかにする。本研究では,近代初頭の技師達の「学びの場」を「点」の集合ではなく一つの体系と捉える。各学校の相互関係や国際的位置付けを把握したうえで,校内学習のほか学外実習等も視野に入れ,学生のモビリティの総体として「学びの場」を捉える。加えて,学びを通して獲得した技術はいかに空間に投影されたのか。本研究では産業基盤とともに,後継技術者養成のための教育基盤に注目し,分野を横 断する研究組織によってこの問いを検証する。