窒素沈着量の減少によって森林の生態系機能は回復するか
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K23651
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K23651
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分40010:森林科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,680,000 円 (直接経費: 13,600,000 円 間接経費: 4,080,000 円)
研究概要
産業革命以降,増加し続けてきた大気由来の窒素沈着は,近年,世界的に減少に転じていることが指摘され始めている.しかし,これまでの窒素沈着による負のレガシーエフェクト(リン,カルシウムなどの窒素以外の栄養資源の減少)が大きいと仮に窒素沈着量が減少しても森林の生態系機能が回復しない可能性がある.本研究は,申請者らによる過去の観測データや既設試験地を活用することで,窒素負荷による負のレガシーエフェクトを解析し(林分スケールでの検証),森林流域からの窒素流出を地域,全国スケールで解析する(地域,全国スケールでの検証).