豚熱ウイルスと非定型豚ペスチウイルスの持続感染に関与するErns蛋白質の機能解析
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K23769 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K23769
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分42020:獣医学関連
- 研究機関
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- 北海道大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,550,000 円 (直接経費: 13,500,000 円 間接経費: 4,050,000 円)
研究概要
養豚業に大きな損害を及ぼす豚熱(CSF)ウイルスと非定型豚ペスチ(APP)ウイルスは、妊娠豚に持続感染し、胎子の流産や新生子豚の先天性神経異常症を引き起こすと考えられているが、両ウイルスの病原性の分子基盤には不明な点が多い。この研究計画では、CSFウイルスおよびAPPウイルスの病原性、特に持続感染を引き起こす分子基盤を解明するために、細胞の内・外からその機能が発揮できるウイルス構造蛋白質Ernsに着目する。ウイルスがブタに持続感染し、結果として胎子や新生子豚に病原性を発揮するきっかけとなる宿主免疫からの回避と制御された細胞死の抑制に関するErns蛋白質の機能を調べる。