マイクロバイオームとゲノム解析から膵癌のリスク低減を実現できるか?
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K27675
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K27675
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
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- 鹿児島大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
依然予後不良である膵癌の予後改善のための対策である発症予防策、早期診断法開発、進行癌に対する治療法改善の中で、特に研究開発が遅れている膵癌予防法開発を目指し、膵癌高リスク群として最近注目されている膵IPMNに焦点を当てた本研究では、十二指腸内のマイクロバイオームが十二指腸乳頭を介して膵内に逆行性感染し膵全体に慢性炎症を惹起し、膵全体の遺伝子変異を起点としたクローン拡大の機序によりIPMN併存膵癌を発症させる仮説を立てた。膵癌発症スイッチをONにする特定のマイクロバイオームと変異遺伝子を解明し、膵癌発症リスク低減治療の開発につなげる。