災害後の森林環境と人間の関係性を再生する芸術文化的実践―英彦山分水嶺を中心に―
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K00031
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K00031
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分01070:芸術実践論関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 16,380,000 円 (直接経費: 12,600,000 円 間接経費: 3,780,000 円)
研究概要
本研究は、災害被災地の森林環境と人間の関係性を再生するファクターとして芸術文化に着目する。芸術文化による「体験」を通じた精神的価値の創出が、災害復興への行動を喚起する可能性を検証する。具体的には1.全国の被災地における復興と芸術文化の関係についての事例研究。2.英彦山修験道や朝倉三連水車等の治水に関する伝統知の発掘と、森林の遺伝的系統の科学的調査に基づく新たな価値創造。3.上記を踏まえデジタル技術と彫刻技術を組み合わせた芸術文化的実践を行う。森林環境と人間の関係性を育み、自然の再生力と持続性を可視化する創造的な取り組みになることが期待される。