脳梗塞機能回復治療への挑戦 - ペリサイトをいかに再動員させるか?
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K02556
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K02556
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分56010:脳神経外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,460,000 円 (直接経費: 14,200,000 円 間接経費: 4,260,000 円)
研究概要
日本人の代表的国民病である脳梗塞には急性期以降の機能回復を促進する薬物治療は存在しない。脳梗塞後機能回復にマクロファージによる梗塞内壊死物(デブリス)除去が不可欠であることが明らかとなった。このマクロファージ局所動員には、脳梗塞内・内皮細胞周囲ペリサイトの存在が必須であるが,梗塞内ではペリサイトの脱落が高度に生じるため、良好な機能回復を促すにはペリサイトを再動員させる必要がある。本研究課題では、マウス脳梗塞モデルを用いて梗塞内ペリサイト再動員の分子細胞機構を明らかにし,これを高めることにより機能回復を誘導できることを証明する。その上で脳梗塞後機能回復治療として臨床応用可能な手段を模索する。