血管性認知症を制御する分子病態の解明:多様な酸化脂質の役割
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- 阿部 真紗美
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K23267
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K23267
- 研究種目
- 研究活動スタート支援
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 0801:薬学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-07-31 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 2,730,000 円 (直接経費: 2,100,000 円 間接経費: 630,000 円)
研究概要
認知症の約20%を占める血管性認知症は、有効な治療薬が存在せず、生活習慣の改善や高血圧治療等の対処が取られている。一方、認知機能障害を有する患者では脂質の酸化物が蓄積していることや、酸化脂質が神経細胞死やグリア細胞活性化を誘導することが報告されている。これまでに申請者は、脂質過酸化反応が本疾患の発症・進展に寄与しているのではないかと考え、脂質過酸化反応抑制剤が記憶障害やグリア細胞活性化を抑制することについて病態モデルマウスを用いて明らかにした。そこで本研究では、まず病態下で生じる酸化脂質種を特定し、続いて病態を制御する酸化脂質とその機能について解明することを目的とする。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040582540341964544
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN