思想の自由市場の健全性維持と国家の役割の探究:DPFに対する国家介入の許容性と限界

研究課題情報

体系的番号
JP25K04755 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
25K04755
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分05020:公法学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2025-04-01 〜 2028-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
2,080,000 円 (直接経費: 1,600,000 円 間接経費: 480,000 円)

研究概要

偽情報やヘイトスピーチが跋扈する昨今のSNS環境においては、「悪しき言説は自由な言論の応酬によって淘汰される」という憲法学の想定は妥当しない、という見方が支持を集めている。かかる状況を背景に本研究は、言論空間を「理想状態」に近づけることを目的として国家が行動することの可否および適否について検討する。直接規制のほか、デジタルプラットフォーム事業者の自主規制を誘導する共同規制的手法の許容性と限界とを、「思想の自由市場論の見直し」という切り口から理論的かつ具体的に探る。

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