早産児の好中球活性評価システムを用いた酸化傷害に拘る合併症の病態解析
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K11153 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K11153
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
早産児の救命率は改善したが、酸化傷害に拘る合併症である未熟児網膜症および気管支肺異形成等は増加傾向にあり、早産児の予後に影響する。代表者らは脂質酸化反応を停止する医薬品を開発した。新生児での安全性や薬物動態等を評価する第1相臨床試験を計画している。実用化に向けた治験には、対象の層別化や有効性を判定するための、酸化傷害に拘るバイオマーカーが必要となる。本研究では早産児を対象に微量検体で迅速に測定できる機器を用いて、好中球の活性酸素種と酸化脂質を測定する。新生児期の測定値の推移と酸化傷害に拘る合併症との関連を明らかにし、治験の評価項目への適応を探索する。