一細胞遺伝子発現解析を用いたMASHにおける自然免疫と獲得免疫のクロストークの解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K11177 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K11177
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分53010:消化器内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
代謝機能障害関連脂肪肝炎 (MASH) は肝脂肪化を基盤として炎症・線維化が起きる病態であり、自然免疫系細胞が炎症の主座であると考えられてきたが、近年獲得免疫系細胞の自己攻撃性T細胞がその病態に関与することが明らかとなった。申請者らはMASH肝に特徴的な病理組織像として、脂肪の過剰蓄積により肥大化した肝細胞をマクロファージが取り囲むhepatic crown-like structure (hCLS) に着目して解析を進めてきたが、本研究ではhCLSの一細胞遺伝子発現解析により、MASHにおける自然免疫系細胞と獲得免疫系細胞間のクロストークを解析する。