急速冷却における冷却速度変動の物理機構解明による高性能熱処理手法の確立

研究課題情報

体系的番号
JP25K17556 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
25K17556
研究種目
若手研究
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分19020:熱工学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2025-04-01 〜 2027-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)

研究概要

高温物体を急速に冷却するニーズは,産業界において強く求められている.高温物体の冷却初期段階には,高温物体表面が蒸気膜に覆われる膜沸騰現象が生じる.冷却液と高温物体との接触が蒸気膜により阻害されることから冷却速度は非常に遅い.この現象を早期に終了させることが急速冷却の一つのカギであり,クエンチ現象と呼ばれる.これまでにクエンチ現象を冷却初期段階で実現する様々な手法が検討されてきた.本研究では,クエンチ現象後に生じる冷却速度の変化の物理を明らかにすることで,タービンブレードなどに求められる表面は硬く,内部に靭性を持たせる理想的な熱処理手法を実現することを目的とする.

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ