アルカリシリカゲルの生成と拘束による膨張圧発生を考慮した実環境での長期的膨張予測
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K01305 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K01305
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分22010:土木材料、施工および建設マネジメント関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,720,000 円 (直接経費: 14,400,000 円 間接経費: 4,320,000 円)
研究概要
アルカリ骨材反応(AAR)は,我が国では抑制対策が取られるようになって約40年が経過しており,新設コンクリート構造物のAARの発生リスクは大幅に抑えられている。一方で,抑制対策以降に建設された橋梁でAARが生じた事例や,補修後に再劣化する事例,AARが生じていても補修せずに経過観察が続けられている事例などがある。本研究では,「アルカリシリカゲル(ASG)の生成速度」と「ASGの拘束による膨張圧」の関係がAAR膨張に及ぼす影響を実験的に明らかにするとともに,履歴が明確な屋外暴露供試体を用いた予測精度の検証も行い,実環境下での長期間に渡るAAR膨張を予測する手法を構築する。