気孔細胞における葉緑体ゲノム遺伝子制御の生理学的意義の解明

研究課題情報

体系的番号
JP25H02323 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
25H02323
研究種目
学術変革領域研究(A)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 学術変革領域研究区分(Ⅲ)
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2025-04-01 〜 2027-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
8,840,000 円 (直接経費: 6,800,000 円 間接経費: 2,040,000 円)

研究概要

植物独自のオルガネラである葉緑体は、組織ごとに形態や機能を変化させ、植物の生理成長を支えている。葉肉細胞の葉緑体は光合成機能に特化しているのに対して、表皮組織の葉緑体は光合成機能を抑えて、環境情報処理装置としての機能を強化させていることを見出しつつある。その違いを生み出す分子メカニズムはまだ分かっていないが、我々は最近、気孔葉緑体と葉肉葉緑体の間で葉緑体ゲノムコード遺伝子のタンパク発現量が異なることを発見した。そこで、本研究では気孔細胞特異的に葉緑体ゲノムに変異導入することで、気孔細胞が保持する葉緑体ゲノム遺伝子が気孔開閉制御において果たす役割を明らかにする。

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