食と栄養の安全保障―世帯と地域のレジリアンス
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H00440 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H00440
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
- 研究機関
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- 東北公益文科大学
- 京都大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 44,590,000 円 (直接経費: 34,300,000 円 間接経費: 10,290,000 円)
研究概要
本提案では雨量などの環境変動に対する小規模農民の食と栄養を規定する要因を解明し、将来の気候変動への適応能力を強化する方策を提示する。近年、国連の持続可能な開発目標(SDGs)においても食料安全保障と栄養の改善は重要な優先課題に挙げられている。途上国農村世帯の食と栄養の安全保障を強めるために行われる気候変動対応型の農業技術普及の拡大は、農家世帯の農作物の多様化または生業の多様化を通じて食事の多様性にどのような影響を及ぼすのか、また微量栄養素を考慮した栄養の改善につながるのかについて研究を進める。本研究は気候変動への適応力強化によってアフリカ半乾燥熱帯域の食と栄養のレジリアンスの確立に寄与する。