網膜メラノプシン細胞による生体への影響の解明:心理学・生物学・工学の手法を用いて
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H00614 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H00614
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分61:人間情報学およびその関連分野
- 研究機関
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- 名古屋市立大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 44,070,000 円 (直接経費: 33,900,000 円 間接経費: 10,170,000 円)
研究概要
2000年頃、網膜にメラノプシン細胞と呼ばれる新たな光受容器が発見された。メラノプシン細胞は概日リズムや瞳孔の対光反射、明るさの知覚等、様々な影響を生体に与えることが報告されている。研究代表者の辻村はメラノプシン細胞のみを選択的に刺激することが可能な刺激装置を開発し、メラノプシン細胞の生体への機能解明に取り組んでいる。本研究課題では、メラノプシン細胞の生体への影響として、認知プロセス、概日リズムの分子時計、免疫制御機構および脳神経活動について着目し、実験心理学、生物学、工学的手法を用いて包括的に解明することを目指す。