日本列島における採集林の成立要因と変遷に関する地理学的研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H01388
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20H01388
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分04010:地理学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,680,000 円 (直接経費: 13,600,000 円 間接経費: 4,080,000 円)
研究概要
生物多様性ホットスポットの一角を成す日本列島において,かつて生態系に組み込まれていた生業・生活様式が過疎・高齢化などに伴って大きく変容する中で,これからの人為生態系の活用策や生物多様性保全策を検討していく必要がある。多様な人為生態系が存在する日本において,これまで体系的に整理されなかった“採集林”という概念を構築し,それを日本植生誌の中に位置づけ,生物多様性上の意義や文化的な意味を整理することが,一つの鍵となる。本研究は,島嶼部を含む日本列島における人為生態系を採集林という観点から整理し,異分野の協働による現地調査およびドローン空撮などの新技術から,採集林の分布様式と成立メカニズムを解明する。