脳梗塞巣におけるペリサイトを介した創傷治癒と内因性機能回復機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H03791
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20H03791
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分56010:脳神経外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,680,000 円 (直接経費: 13,600,000 円 間接経費: 4,080,000 円)
研究概要
脳梗塞は日本人における最大の国民病の一つである.発症予防に努めるとともに,発症後の機能回復をいかに誘導するかという視点も重要である.リハビリテーション治療のサポートを得て,多くの脳梗塞患者は発症後3-6ヶ月の経過である程度の機能回復を得ることができる.しかしながら機能回復の是非には大きな個体差があり,また,有効な薬物治療も未だ存在しない.我々は脳梗塞巣内部壊死巣における組織修復の是非が機能回復の是非に大きな影響を及ぼすことを明らかにしつつある.亜急性期以降に生じる内因性機能回復機構の詳細を解明することによって,分子標的薬による機能回復促進治療を実現できると考えている.