粒子形状を制御した複合酸化物による新規歯内療法用セメントの開発と生体機能性付与
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H03869 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H03869
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
- 研究機関
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- 東京医科歯科大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 18,070,000 円 (直接経費: 13,900,000 円 間接経費: 4,170,000 円)
研究概要
歯内療法において物理的封鎖だけでなく象牙質再生に働き、歯質温存に寄与する点でMTAセメントへの注目は高く、更なる機能向上、操作性向上が求められている。そこで本研究では硬組織誘導能やマルチイオン徐放による周囲歯質の強化などの新たな生体機能を付与した新規セメント組成を開発することを目的とする。 本研究ではセメント組成と粉末合成手法の両面からの研究を行う。組成探索としてはSrO等の複合酸化物を候補として、機械的特性と生物学的特性の両面から最適組成を探索する。加えて、近年注目の微粒子合成法である液相合成法や噴霧乾燥法を応用して、粒子サイズ・形状を制御することにより操作性や機械的強度向上を目指す。