触媒と環状分子とのハイブリッドによる高選択的有機合成反応の開発
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- 國信 洋一郎
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H04824 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H04824
- 研究種目
- 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 理工系
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 7,800,000 円 (直接経費: 6,000,000 円 間接経費: 1,800,000 円)
研究概要
本研究では、C-H結合変換反応による新たな位置選択性制御法を確立するとともに、位置および立体選択的なC-H結合変換反応を実現するため、以下の2つの課題を検討する:①金属触媒と環状分子の協働利用:環状分子により基質を包接することで、基質の反応性が電子的に向上するとともに、望まない反応点が立体的にブロックされることで位置選択性が制御される;②環状部位をもつ遷移金属触媒もしくは有機触媒の利用:環状部位と基質間の超分子相互作用を利用することで触媒活性部位に反応点が近づき、反応の加速と位置選択性の制御が起こる。本研究では、光学活性触媒の利用による不斉反応の開発や、医薬品分子の短工程合成も検討する。