多領域シークエンスと進化シミュレーションによる大腸がん腫瘍内ダイバーシティの解明
-
- 三森 功士
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H05039 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H05039
- 研究種目
- 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 複合領域
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 11,960,000 円 (直接経費: 9,200,000 円 間接経費: 2,760,000 円)
研究概要
がんの腫瘍内ダイバーシティーを生み出す進化のダイナミクスを理解することは重要である。これまでに我々はMSS大腸がんの腫瘍内ダイバーシティーの再現進化モデルの構築に成功した。本研究では、(1)MSS大腸がん、(2)陥凹型大腸がん、(3)MSI-H大腸がんを対象に、ゲノムレベルの多領域データに加え腫瘍免疫微小環境データも取得する。それらを元に進化系統樹を推定し、シミュレーション解析に各サブタイプの進化モデルを構築する。すなわちゲノムレベルおよびがん-免疫細胞間相互作用を勘案した上で主要な三つの大腸がんサブタイプについての詳細な進化モデルの構築を行い、腫瘍内ダイバーシティーの理解を深化させる。