血管病変に着目した早産児気管支肺異形成症の病態解明

研究課題情報

体系的番号
JP20K08231
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
20K08231
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2020-04-01 〜 2024-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)

研究概要

周産期医療の進歩により早産児の救命率は著しく改善したが、早産児の重要な呼吸器合併症 である気管支肺異形成(bronchopulmonary dysplasia; BPD)は在胎28週未満の早産児では増加傾向である。研究代表者らの研究および既報では、妊娠週数に比較して低出生体重であるSGA(small-for-gestational age)児は出生前より血管病変を有し、またBPDの合併率も高いことが明らかとなった。本研究の目的は、BPDの発症や重症化に早産児の血管病変が関連し、血管病変がSGA児でBPD発症率が高い要因であるという、新しい仮説を検証することである。

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