全身麻酔補助薬としてのデクスメデトミジンによる術後高次脳機能低下の予防効果
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K09258
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K09258
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分55050:麻酔科学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
デクスメデトミジンの術中からの投与が、高齢者における術後高次脳機能の低下を予防する可能性が期待される。そこで「術中より投与するデクスメデトミジが脳内炎症反応を抑制し、術後痛を軽減することにより術後高次脳機能低下を軽減させる」との仮説のもとで研究を行う。 この基礎実験の特徴として、高齢モデルラットとして高血圧で左室肥大を有している状態のモデル(高齢LVHモデルラット)と、左室駆出率が保たれた拡張性心不全(HFpEF: heart failure with preserved ejection fraction)を作成した高齢者心不全リスクモデル(高齢HFpEFモデルラット)を用いる。