スティグマと漏給が生じる状況下での生活保護制度とベーシックインカム制度の経済分析
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- 栗田 健一
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K13486
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K13486
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分07040:経済政策関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
従来の生活保護に関する研究では,労働インセンティブが低下することや不正受給が生じることが指摘されてきた.しかし,既存の経済理論モデルでは,先進国,特に日本で深刻化している漏給の問題を説明することが困難であった.本研究では,福祉のスティグマ(社会的烙印)を考慮した漏給を分析可能なモデルを構築する.さらにそのモデルを用いて生活保護制度とベーシックインカム政策を比較し,より良い社会福祉政策の実現のための政策提言を行うことを目的とする.