代謝物プロファイリングによる薬物性肝障害発症メカニズムの解析
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- 高橋 政友
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K15101
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K15101
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
薬物性肝障害(drug-induced liver injury; DILI)は,医薬品の開発中止および市場撤退の主要な原因である.そのため,医薬品開発の初期段階でDILIを惹起する可能性のある化合物を判定するための評価法が求められている.DILI発症の原因薬物はその多くが薬物由来の代謝物が関与していることが示唆されているが,DILI発症に関与する薬物代謝反応の全貌あるいは薬物代謝物の構造とDILIとの関連性は未だ明らかとなっていない.本研究では,生体内の様々な代謝酵素によって生成する薬物代謝物を包括的かつ迅速に同定し,薬物代謝物が生体に及ぼす影響を高解像度で評価可能な方法論の開発を目指す.