申請者はこれまでの研究で、神経性やせ症患者では“dysbiosis”と呼ばれる腸内細菌叢の異常が生じており、その“dysbiosis”が体重増加不良や精神症状に関与することを示唆する結果を得ている。本研究では、その“dysbiosis”を是正するためにシンバイオティクスを投与し、症状の改善効果をもたらすかを科学的に検証する。方法として、プラセボ投与を対照とするランダム化比較試験を行う。