スーパーコンピュータを用いて、星形成の母体である分子雲コアを初期条件として、重力崩壊するコア中で原始星が誕生し、その後、原始星周囲で円盤が成長してさらに惑星が誕生する段階までのシミュレーションを行う。その後シミュレーション結果の観測的可視化を行い、大型望遠鏡の観測結果と比較する。シミュレーションと最新の観測結果を比較しながら星と惑星の誕生シナリオを構築する。初年度にスーパーコンピュータを導入し設定を行う。同時に数値計算コードのチューニングも行う。その後、星形成の大規模シミュレーションを実行し、結果をALMA望遠鏡などの観測と比較する。