移植腎に形成される三次リンパ組織が長期移植腎機能に与える影響とその機序の解明

研究課題情報

体系的番号
JP21K08607
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
21K08607
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
研究機関
  • 福岡大学
研究期間 (年度)
2021-04-01 〜 2024-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
3,510,000 円 (直接経費: 2,700,000 円 間接経費: 810,000 円)

研究概要

移植腎組織で観察される小動脈の近傍の結節状細胞浸潤の意義は未だ明らかではない。この結節状細胞浸潤は炎症性疾患や自己免疫疾患で注目されている三次リンパ組織(tertiary lymphoid tissue; TLT)である可能性が示唆され、長期的に腎移植の長期生着を妨げる可能性がある。 1.移植腎生検における本病変を免疫組織化学的手法で同定し、出現頻度と危険因子を検討する。 2.本病変と他の移植腎病変(糸球体炎、傍尿細管毛細血管炎、間質線維化/尿細管萎縮など)との関連を検討する。 3.本病変の有無が後の拒絶反応や移植腎機能、移植腎廃絶に影響を与える影響について後ろ向き患者集団を用いて検討する。

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