バイオマーカーおよびプロテアソーム阻害剤を用いた新たなイリノテカン療法の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K08735
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K08735
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
TopoIの分解にはDNA-PKcs, Ku70, Ku80, BRCA1, BARD1の各分子が関わっていることを我々は発見した(Ando et al. Oncotarget, 2017)。このメカニズムの過程でtopoIセリン10残基のリン酸化が重要であることを見出し、この部位の抗体(topoI-pS10)を作成した。このtopoI-pS10抗体による免疫組織化学染色はイリノテカン感受性とよく相関することも見出した。また、topoI分解は最終的にユビキチンプロテアソーム経路により行われる。このため、この経路を阻害すれば、topoI阻害剤感受性をもたらすことができると考える。本研究ではこれら二つの発見を統合し、topoI阻害剤を用いたより効果的な治療法の探索及び開発を行う。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040850857204097280
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN