意識的・無意識的行動の違いに着目した人の内部状態推定の検討
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K11968 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 21K11968
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分61010:知覚情報処理関連
- 研究機関
-
- 兵庫県立大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
本研究では,人の行動が意識的行動と無意識的行動からなることに着目し,それらの違いを利用した,人の内部状態推定のモデル化を目指す.これまで多くの内部状態推定が提案されているが,十分な精度ではなかった.その問題として,意識的・無意識的行動を分けて扱っていないことが原因の一つと考えた.本研究では,意識的行動は自身が認識する「顕在的」内部状態の表出,無意識的行動は自身が気づいていない「潜在的」内部状態の表出と考え,それらを分離して扱うことで,より正確な内部状態推定を目指す.さらに意識的・無意識的行動の違いを観測しやすくするための人への働きかけ手法も検討する.