ヒトの細胞膜と真菌の細胞膜を区別する膜作用分子を基盤とした新奇抗真菌剤の開発
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- 大石 徹
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K18963
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K18963
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分33:有機化学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-07-09 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,500,000 円 (直接経費: 5,000,000 円 間接経費: 1,500,000 円)
研究概要
アンフィジノール3(AM3)は,強い抗真菌活性を示す天然物である。細胞膜に直接作用して抗真菌活性を発現することが示唆されており,耐性菌が出現しにくい抗真菌薬のリード化合物として期待される。しかし,天然からの供給は難しく,また,溶血活性を持つことが問題である。そこで本研究では,AM3アナログ分子をリード化合物とした合成化学的アプローチから,耐性菌が出現しにくく選択毒性の高い抗真菌剤の開発を目的とする。細胞膜の構成成分であるステロールはヒトと真菌で異なるため,選択的な分子認識を行うことができれば,高い選択毒性を有する新たな抗真菌剤の開発につながると期待され,人類の健康増進に大きく貢献できる。