敗血症における急性腎障害の発症と慢性腎臓病への進展に関わるメカニズムの解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K09121
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K09121
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55060:救急医学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
重症感染症では諸臓器の機能が障害されるが、腎臓は特に障害を受けやすい。急性の腎機能障害(急性腎障害)は感染症による死亡リスクを高め、慢性的な腎機能障害(慢性腎臓病)の原因になる。しかし感染症が腎障害を起こす機序は明らかでない。 そこで、ハツカネズミに重症感染症を起こし、腎機能を測定する機械を取り付けて腎機能が低下する経過を調べる。また尿や血液中の物質を分析して、急性腎障害の原因物質を特定する。次に、摘出した腎臓にどのような変化が起きているのかを細胞レベルで調べる。 それらの実験結果から、重症感染症による急性腎障害の発症と慢性腎臓病へ進展する機序を解明し、その予防や治療方法を開発する足がかりにする。