極低出生体重児が患う合併症に影響する血栓性素因の探索

研究課題情報

体系的番号
JP22K07916
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
22K07916
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2022-04-01 〜 2025-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)

研究概要

未熟児動脈管開存症、頭蓋内出血・脳室周囲白質軟化、壊死性腸炎、未熟児網膜症および気管支肺異形成は、極低出生体重児の主要合併症であり、救命と予後に影響する。これらの病態には、血管新生と血栓傾向が関与する。血栓形成には環境要因と血栓性素因の影響を受けて複合的に作用する。研究代表者らは新生児期の血栓性素因を網羅的に検索する遺伝子パネル検査を試作し、診断未確定の血栓症新生児で測定したところ、過去に報告がない血管障害に関連する遺伝子変異を検出した。遺伝性血栓症には抗凝固療法や補充療法で治療可能な疾患が含まれる。本研究により合併症ハイリスクが早期診断され、遺伝子特異的な新規治療法の適応が期待できる。

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