量子ビット応用に向けた酸化物半導体における暗励起子スピン流の研究
-
- 山下 尚人
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K14292
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K14292
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分21050:電気電子材料工学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
量子ビット応用が期待される暗励起子の生成と検出を研究する。暗励起子は固体中で電子と正孔が結びついた励起子のうち、光学遷移が禁制され消滅確率の低い長寿命な励起子である。電気的にも光学的にも直接検出不可能のため、発光デバイスおよび光電変換デバイスの研究ではほとんど触れられることのない日陰の存在だったが、その長寿命性から量子ビット応用が期待されている。研究代表者は、スピン角運動量を用いることにより暗励起子を検出可能である考えており、その基盤技術を研究する。