癌の成長を恒久的に遅延する、癌から癌に感染するウイルスベクターの開発

研究課題情報

体系的番号
JP22K15558 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
22K15558
研究種目
若手研究
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関
  • 京都大学
研究期間 (年度)
2022-04-01 〜 2025-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)

研究概要

癌の治療において、腫瘍を取り除いたとしても、癌細胞が残存していた場合、癌の再発や、他部位への転移が生じる可能性がある。癌が除去困難な部位に転移すれば、患者の生命及び生活に重大な影響をもたらす。本研究は、癌細胞のみに選択的に感染するウイルスベクターを用いて、癌細胞の栄養の取り込みを阻害し、恒久的に癌細胞の生命活動を低下させることを目指す。加えて、あえて癌細胞を殺さないことによって、癌細胞から効率的に別の癌細胞にウイルスを感染させる。これにより、癌の進行を恒久的に遅延することを目指す。本研究が達成できれば、既存のあらゆる治療法と併用し、癌の治療効果、及び健康余命を飛躍的に改善できると期待できる。

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ