本研究では、肝線維化の制御因子として期待されている「非コードRNA(環状/マイクロRNA)の発現プロファイル」 と 「病態に関連した代謝変動」 を統合的に解析することで、線維化における病態形成機序の一端を解明する。また、線維化病態に特徴的な非コードRNAと代謝物の挙動を指標とすることで、現状では科学的エビデンスの乏しい植物由来生理活性成分(ファイトケミカル)の肝線維化改善メカニズムを明らかにする。