長期間にわたる下層植生の除去が森林生態系の機能に及ぼす影響の評価
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- 榎木 勉
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K05729
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K05729
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分40010:森林科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 2,860,000 円 (直接経費: 2,200,000 円 間接経費: 660,000 円)
研究概要
下層植生はバイオマスこそ小さいが,物質生産,生物多様性の維持,物質循環など森林生態系の機能への寄与は大きい。近年はシカなどの植食動物の個体数増加に伴う下層植生の衰退や消失が世界各地で観測され,下層植生の機能維持のための森林管理手法の開発がより強く求められている。本研究では,長期に渡る下層植生除去の実験結果から,林分の生産性,生物多様性の維持,物質循環,有機物分解,土壌の保水性などの森林の多面的な機能の変化を定量化し,森林生態系の感受性評価ならびに森林管理手法の模索を行う。