気管支拡張症は慢性炎症によって気道の構造改変が起こる病態だが、患者数の増加しており、一部に治療抵抗性で予後の悪い患者群が存在することが明らかになっている。本研究では、種々の基礎疾患に伴う気管支拡張症について画像所見と細菌叢の両面からアプローチし、病態や形態学的な特徴について検討する。患者の高分解能CT画像データを専用のワークステーションで解析し、気管支拡張の形態学的特徴を明らかにする。それと並行して、下気道の細菌叢(microbiome)の解析を行い、気管支拡張症の難治化の要因である複数菌感染の出現時期や抗菌薬使用との関連について明らかにする。