ウシ子宮内膜miRNAの網羅的発現解析とその胚伸長に対する機能解析
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- 山内 伸彦
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K05970
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K05970
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分42010:動物生産科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
ウシの妊娠過程における胚の消失のほとんどは、胚伸長期に起こることが報告されている。本研究はウシの受胎率向上を最終目標とし、近年注目されているmiRNAに着目し、そのウシ胚の伸長に対する機能的役割を明らかにする。三次元培養系で産生されたウシ子宮内膜エクソソームを回収し、そのmiRNAについて子宮灌流液と比較検討する。また、ウシ胚盤胞期胚由来の栄養膜細胞に対する影響を解析することで、胚伸長に対する影響を明らかにする。本申請研究によって、ウシ胚の伸長を制御して促進させる子宮内膜miRNAが明らかとなる。さらに、生体外で目的とするエクソソームを産生するための基礎技術を提供する。