口腔内微生物叢の改善を目指す光遺伝学を駆使した唾液分泌制御手法開発への挑戦
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K19617
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K19617
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分57:口腔科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 岐阜大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-06-30 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,500,000 円 (直接経費: 5,000,000 円 間接経費: 1,500,000 円)
研究概要
高齢者ではオーラルフレイルの進行により,誤嚥性肺炎の発症リスクが高まる。現在の死亡者数約4万人が2030年には約13万人と約3倍に増加すると予測されていることから,誤嚥性肺炎の予防・軽減手法開発は喫緊の課題となっている。唾液分泌量の低下は誤嚥性肺炎を引き起こしやすい口腔内微生物叢を構築する。唾液腺は自律神経である交感神経と副交感神経により制御を受けており,自律神経の操作による唾液分泌促進にて口腔内微生物叢の改善が期待される。そこで本研究では,神経を特異的に操作できるオプトジェネティクス技術を用いた,従来の口腔ケア等に加わる新しい誤嚥性肺炎の予防・軽減手法の開発を目指す。