核内transcriptomeから解明する肥満大腸がん患者のmetabolism
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K08093
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K08093
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)
研究概要
大腸癌は有効な薬物療法があるにもかかわらず、依然として高い罹患率、致死率を示している。肥満は、大腸癌の素因となることが知られているが、実際に肥満が大腸癌を引き起こす機序は不明であり、予防法も確立していない。一方、癌微小環境が癌の発生、進展、治療抵抗性に関与していることが近年報告されている。本研究では、BMI≧25の肥満合併大腸癌患者を抽出し、非肥満患者と比較し、免疫細胞など微小環境構成細胞について代謝に関連する遺伝子発現の違いを調べ、肥満と大腸癌の関連について分子生物学的機序から明らかにし、新たな大腸癌予防法の開発につなげることを目指す。