ICU患者におけるせん妄発症に関連した口腔状態の危険因子の解明

研究課題情報

体系的番号
JP23K09506
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
23K09506
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2023-04-01 〜 2026-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)

研究概要

せん妄は ICU 患者の予後不良因子の 1つとして知られている。ICUでのせん妄発症は、ICU在室日数および入院期間の延長、医療費の増大、死亡率の上昇、ICU 退室後も続く認知機能の低下などに関連するため、患者のせん妄発症リスクから発症予測を行うことは、重要な視点となりうる。本研究では、せん妄発症に関連する口腔状態の危険因子を解明する。予備研究において、舌細菌数がせん妄の発症予測因子であることが示唆されており、口腔細菌叢とせん妄との関連性についても解析を行う。ICU患者の早期回復と退院後のQOLの向上へ、口腔から始める新たなせん妄対策を提案することを目指す。

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